sustainability ナップスのSDGsへの取り組み

ナップスは、オートバイ用品の販売、オートバイのメンテナンスを通じて、持続可能な社会の実現を目指します。
そのためには、さまざまな社会課題に対して、事業として取り組むことが重要です。
ナップスは、「誰ひとり取り残さない」平和で安全で、豊かな社会の実現に向けて、さまざまな取り組みを行っています。

ENVIRONMENT SOCIAL GOVERNANCE

SOCIAL

ナップスは、オートバイの安全性を確保し事故のない社会を作ります

社会の課題

車社会の日本では、交通事故が多発しており、特にオートバイ事故は自動車事故よりも死亡事故につながりやすくなっています。
すべてのライダーに最適な装備品が用意されていない、整備士の人数も足りていないといった背景もあり、ライダーの安全性が確保されていません。
オートバイ用品の販売とメンテナンスを行うナップスは、ライダーへの「安心・安全」の提供と、オートバイ事故撲滅に貢献することが使命であると考えています。

具体的な取り組み

■安全面に配慮したオートバイ用品の提供

すべてのライダーが安全にオートバイに乗るためには、安全運転の意識だけでなく、安全を確保するための装備を身に着ける必要があります。
ナップスでは、安全装備を重要視しており、ヘルメットをはじめとして、プロテクター・ジャケット・グロ―ブ・ライディングパンツといった安全性の高い商品を取り揃え、販売を行っています。

■メンテナンス時以外の点検実施

タイヤ交換などの整備、点検で訪問されたお客様に対し、対象以外の装備等に関するヒアリングを行っています。
例えば「ブレーキが利きすぎる」、「ハンドルがふられる感覚がある」といった不安がある場合は、整備士が確認を行い、適切な対応をとります。
ブレーキパッドや後輪に動力を伝えるドライブチェーンなどの消耗品チェックを無料で行うなど、安全対策に力を入れています。

■オートバイ整備ができるメカニック(技術者の育成)

お客様の大切なオートバイを扱う整備士は、正しい知識と十分な技術を兼ね備える必要があると考えます。
ライダーの安全性を確保する整備ができるよう、ナップスでは社内教育制度として整備士の育成プログラムを用意し、新人のメカニックに向けた教育時間を確保しています。

■ライダーへの安全啓蒙・教育

安全運転を実現するためには、ライダーの安全への意識と正しい知識も重要です。
オートバイの点検時、オートバイ用品の販売時、ドライビングスクール開催時などには、安全運転や安全装備などに関する情報発信を行っています。
ライダーが事故を起こさないための対策として、オートバイの正しい乗り方・走り方を学んでいただけるよう、地域警察と連携してスクールイベントを開催しています。

■不正改造への対応

マフラーの不正改造撲滅を掲げ、全店舗において一切の違法改造を行わないことを徹底しています。顧客に対して不正改造の指摘と改善に取り組み、政府認証のマフラーに限定して販売や取付を行っています。

ナップスが描く未来

すべてのライダーが、安全に快適にオートバイに乗車できる未来を目指します。
誰もがオートバイを楽しめるよう、安全性を実現するための商品開発・販売と、整備を行っていきます。
交通事故を減らし、誰もが安心して暮らせる地域社会に貢献します。

関連するSDGs

ナップスは、向上心のある人を応援し、働きやすい職場を実現します

社会の課題

少子高齢化が進む日本において、誰もが働きがいを感じながら活躍できる企業が求められています。
国内企業においては、学歴などによる待遇の問題、教育制度の不足、長時間労働、育児休暇など多くの課題があることを把握しています。ナップスでは、企業の要はそこで働く人たちであると考え、働きがいがあり、働きやすい職場づくりの実現を重視します。

具体的な取り組み

■キャリアパスの用意

ナップスには、さまざまなキャリアパスがあります。最初は店舗スタッフへの配属ですが、その後、広報、購買、販促など、店舗スタッフ以外の道も多数用意しています。
入社時には「店舗での接客」をしていたスタッフが、数年後にはスーツ姿で取引先企業との大きな商談を任される、という可能性もあります。
アルバイトから部長クラスの要職にまで昇進し、実力を発揮して活躍している社員も複数名、在席しています。

■教育制度の充実

整備士に向けて社内で教育カリキュラムを用意し、一定期間の研修と試験を行うなど、常に社員のスキルアップを行っています。
新人研修においては、業務習得表を利用して人員の育成を図っています。
これにより、業務に必要な知識やスキルを身に着けるためのOJTにおいて、指導者が複数いても、指導の進捗状況が把握できる効率的な指導が可能となっています。

■産休、育休制度の充実

厚生労働省の令和2年の調査で、女性81.6%、男性12.65%と、まだまだ取得が少ないとされる、男性の育児休業取得実績もあります。
産休・育児休業の取得者は28名で、復職後は柔軟な勤務時間、休日を取れるよう、人事部門が相談を受け付けており、女性が子育てと両立しながら働ける体制を整えています。
男性の育児参加も増えており、とくに若い世代で育児休業の取得を希望している人が増えてきているため、それに対応できる体制づくりをしています。

ナップスが描く未来

学歴や年齢、入社時期や入社時の職種に関係なく、誰もが向上できる教育制度を構築し、誰もがキャリアアップできる仕組みづくりをしていきます。
産休、育休制度を充実するだけでなく、取得しやすい環境づくりをすることで、子育てと仕事の両立ができる企業であり続けます。
向上したい、もっとがんばりたいという誰もが、ナップスで働きがいを感じてもらえることを目指します。

関連するSDGs

ナップスは、事業活動を通して平等で多様性を重視する社会実現へ貢献します

社会の課題

オートバイを趣味とする人や整備士は男性の比率が高いのが現状ですが、ナップスは男女問わずより多くの方々にオートバイライフの楽しさをお届けする義務があると考えています。
また、働き方の多様性の実現、障がいを持つ方の社会進出、男女雇用の格差、地方の雇用創出などの社会課題に加え、整備士の減少が業界の大きな課題となっています。

具体的な取り組み

■ダイバーシティ&インクルージョン

ナップスでは、ダイバーシティ&インクルージョンについて、イノベーション、成長、長期的かつ持続可能な事業を続けていくための重要な要素として捉えています。
ジェンダーの平等のみならず、年齢・国籍・バックグラウンド・障がいの有無などの「多様性」を尊重し、それらの「個性」を活かしながら強みに変える組織の実現を目指すことで、雇用の創出や多様な働き方などの社会課題を解決したいと考えています。
・男性社会のイメージが強い二輪業界の中で、ナップスでは多くの女性が活躍しています。
・外国籍社員も活躍しており、障がいを持つ方の雇用も積極的に推進しています。

■広域店舗展開

オートバイを楽しむすべての人にナップスのサービスをお届けするために、日本全国に28店舗を展開しています。
店舗展開を通して、お客様のみならず地方のオートバイファンが「好きを仕事に」できる環境を提供しています。

■ワークライフ・バランス

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入や業務手続きの電子化など、業務のDX化を推進しており、業務効率を上げることで時間外労働時間の削減に取り組んでいます。
有給休暇を取得しやすい環境の実現を目指し、有休取得率の更なる改善に継続的に取り組んでいます。

■女性向け製品の充実

ナップスは、女性向けのオートバイ用品コーナーを設置しています。
女性ライダーが安全にオートバイをより楽しめるよう、女性のサイズにあった製品や、おしゃれを楽しめる製品を増やしています。

ナップスが描く未来

男性も女性も、外国籍の人も障がいを持つ人も、誰もが平等にチャンスを与えられ、同じように働ける未来を目指します。
ナップスは事業活動を通じて、人材が持つ「多様性」の力、「個性」が発揮できるような社会を実現していきます。
多様な力を結集し、優れたチームワークと培ってきた豊富な経験によって、お客様の幅広いニーズに応えていきます。

関連するSDGs